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家族葬や直葬という葬儀業界の造語

家族葬とは?直葬とは?

 

葬儀会社により言い方が異なりますので混同しやすいですが、家族葬 直葬 密葬 火葬などの言葉は、一般的な葬儀から「省けるモノを省いた」小さな葬儀のことを差していることがほとんどです。

 

ではいったい何を省いているのか? 

それは葬儀会社ごとに異なるためわかりにくい要因のひとつとなっております。

 

まず、始めに一般的な葬儀にかかる費用や相場をご紹介します。省けそうなものは省いていってみてください。

 

 

一般的な葬祭ホールで、通夜・告別式とも参列者人数が15名前後。体裁は保ちたいが、できるだけ費用は抑えたい。というケースは合計で約90万円かかります。

 

【雰囲気づくりの費用】 およそ60万円 
祭壇や供花・枕飾りや遺影写真など、いわゆる雰囲気作りにかかる費用です。

 

まず基本になる祭壇を選びます。
上記のようなケースの場合、約30万円ほどだと思います。

 

ただしその30万円は、あくまで祭壇費用です。祭壇を選んだことで会館使用料、司会、霊柩車、お世話係、供花・枕飾りや遺影写真などが自動的に追加加算されます。さらにプラス30万円ほど必要なので合計60万円です。

 

例えば、不動産を購入、賃貸住宅を借りる時に、購入価格以外に仲介手数料、管理費等が必然的に追加されるイメージです。

 

一般葬の例

【ご飲食・供養品など】 およそ10万円

通夜での通夜振る舞い・通夜での供養品・告別式での供養品・香典返し・火葬場の待ち時間での精進条理など

 

豪勢にする必要はありませんが、すべての場面場面で人数分必要となりますので、予期せぬ出費となるケースがございます。

通夜振る舞いなど

【宗教者へお布施など】 およそ20万円

お通夜・葬儀・告別式・火葬場などでの読経のお布施です。

 

御車料(交通費)やお膳料(僧侶が会席に参加できなかった場合など)も必要なこともあります。立派な戒名をお願いすれば、戒名代が別に発生します。

お坊さんの読経

 

このように、一般的な葬祭ホールで

費用を抑えたお葬式といっても、合計金額が約90万円ほどとなります。

 

お金をかけることがダメだと言っているわけではありません。

 

一つ一つの料金が高すぎる業者にご注意ください。結局は葬儀社の利益にほかなりません。

 

高すぎる場合

 

お別れ葬・家族葬・一日葬・直葬・密葬・〇〇なお葬式などなど...

 

こういった小さめの葬儀が注目を集めてはいるのですが、何を差しているのかがわかりにくく一般の方が混乱する原因となっております。

 

 

家族葬とは?直葬とは?

 

家族葬や直葬・密葬・お別れ葬と言った言葉は葬儀業界の造語です。

 

もともとの意味はありました。
例えば密葬は本葬をやる前提の意味でなど。

 

でも今はほとんどごちゃごちゃに使われていて、すごく一般の方に不親切な状況といえます。

 

これをすれば「お別れ葬」で、いくらいくらかかれば「家族葬」、何々を省けば「直葬」という決まった定義はありません。

 

A社の家族葬とB社の家族葬では、内容がまるで違うなんてこともございます。

 

言葉は悪いかもしれませんが、各葬儀社が自社の葬儀パックを「適当に」そう呼んでいるだけです。

 

たとえば直葬(火葬)という言葉

通夜や告別式を行わずに直接火葬場へいくようなイメージをお持ちの方もいますが、必ずしもそうではありません。

 

法令で死亡確認後、24時間は火葬できません。

つまり直葬といいましても時間は十分にありますので、工夫次第で「通夜・告別式」など良いお葬式をすることは可能です。

 

ただし逆もしかりなところが混乱を招いています。

通夜告別式ができない葬送のことを直葬と呼んでいる葬儀社もあります。

 


 

葬儀の流れを理解しよう

 

家族葬や直葬という言葉だけでなんとなくプランを選ぶと失敗しやすいです。

 

必要なモノが入っていなかった、いやそれは要らなかったということが後から出てきます。

 

最低限の葬儀の流れを把握することで「知っていればこうしたのに」という後悔を未然に防ぐことが可能です。

 

法令で死亡確認後、24時間は火葬できません。

火葬場の予約状況(空き状況)によっても、「火葬日」は左右されてしまいます。

 

ご遺族の方が火葬日を決められないという側面もございますので、少し頭の片隅に入れておく必要があるかと思います。

 

 


葬儀の流れ

死亡時間の確認

 

↓

火葬日の決定

 

逆算し火葬日の決定。
死亡確認時間より24時間は法令で火葬できません。またご親戚が遠方の場合、翌日の火葬で通夜に間に合うのか?なども検討して火葬日が決定することになります。

 

諸事情で火葬までのお日にちが延びる場合、一般的には安置料やご遺体保存用ドライアイスなどの追加費用が必要です。

↓

葬儀の場所を決定

 

通夜会場・葬儀(告別式)の場所を決定します。自宅・自治会館・寺院会館などご検討ください。

 

自宅で通夜式を行う場合、狭いエレベーターや狭い階段、または自宅までの寝台車の道路状況など、物理的な問題にご注意ください。

↓

ご遺体の移動

 

通常は通夜会場となります安置場所までご遺体を移動(寝台車利用1回目)。

※式後に火葬場まで移動します(寝台車利用2回目)


※注意
いったんご遺体を自宅で安置→その後に通夜会場や式場へ移動する場合、寝台車費用が加算されることが一般的です。(トータルで寝台車利用が3回になる)

↓

通夜式

 

形式にとらわれる必要はありません。
祭壇や供花、枕飾りなど「何が何を」差している言葉なのかに注意してください。ページ最後にご紹介しております。

↓

葬儀・告別式

 

葬儀(告別式)も形式にとらわれる必要はありません。お寺さんを呼ばなくても葬儀は可能です。さくらには通夜式費用や告別式費用というものはございません。

 

オプションで何を+されるのかで費用は決まります。まったく費用をかけない通夜式や告別式もやろうと思えば可能です。

↓

出棺・火葬場へ移動

 

高級な霊柩車を使用せずに、寝台車で送る形も近年では多くみられます。ご遺体を火葬場へ移動(寝台車利用2回目)となります。

↓

火葬

 

火葬となります。
2~3時間を要する場合もありますので、簡単なお食事などを振る舞うことが一般的ではあります。

 

お寺の読経も、通夜・告別式・火葬場と3ヶ所で行うには費用的な負担(お布施)から、火葬場でのみ読経してもらうスタイルも 、近年でも多くございます

 

 

プランの名前に、直葬や家族葬・○○葬式というような言葉を使っている葬儀社の場合、通夜や告別式を行えないプランを差している場合があります。ご注意ください。

もちろん、近年では「通夜や葬儀(告別式)」を行わないケースも増えています。ご遺族の方の遺志で行わないことは、何も問題ではございません。

 

出来ないプランだと知らなかった、ということが無いようにだけご注意ください。


死後24時間は法令で火葬できないため、火葬は翌日となることがほとんどです。そのため通夜を行うための「時間」はどなた様にもございます(例外はありますが)

 

通夜や告別式をするかしないかはご遺族様のご判断となります。

 

お通夜は、自宅もしくは自治会館や寺院会館で行うことが、〇〇葬という葬儀では一般的です。しかし葬儀ホールであることは絶対条件ではございません。自宅でもかまいません。良いお葬式かどうかはホールの立派さで決まるものではございません。

 

気持で送る葬儀


 

お寺さんのない通夜だって

お寺さんを呼ばずに、ご親族やご友人だけで「故人の思い出にふける時間」を設け、それを「通夜」とすることも多くございます。形式ばらずとも立派な通夜式だと思います。

 

ただし、弔問しやすいよう枕飾りなどがあったり、通夜供養品や簡単なお食事の手配などにいくらかの費用をかけることは一般的ではございます。

 

自宅安置や自治会館での安置が無理な場合、当社提携寺院での安置場所をご用意することも可能です。

 

当社の場合、提携寺院で安置になります。そのまま提携寺院で通夜、告別式も可能です。 又その場所で宿泊、食事も可能です。30名まで対応できます。

 

 

お寺さんを呼ばない「葬儀・告別式」とは?

お寺さんを呼ばなくても、「葬儀・告別式」は可能です。

お寺さんが来ない葬儀を「葬儀・告別式」と呼ぶのかどうか、世間体を気にするなら、、という側面はあるかもしれません。

 

※菩提寺(付き合いのあるお寺さん)が

ある場合は注意です。 菩提寺に連絡せず葬儀をするとお骨を預かってもらえないケースなども。

 

しかし、故人様をしのぶ気持ちがあり、ご遺族様がそれを「お葬式」と呼ぶのであれば、それは立派な「お葬式をした」ということにほかなりません。

 

形式にこだわった葬儀は近年減っています。
世間体にとらわれることなく、故人様とご遺族様の意向を最大限尊重することが、立派な葬儀と呼べるのではないでしょうか?

 

形式にとらわれる必要はない

 

低予算でも立派な葬儀(告別式)

なんとなく式っぽく感じる要因としまして、寺院による読経・焼香(告別)・出棺・司会役・何時からという時間的な概念の5点があるのではないでしょうか?

 

この5点が、なんとなく「式をした・していない」の感覚的な基準になっているように思います。形にさえとらわれなければ、自由な形で「葬儀・告別式」は可能です。


寺院による読経


寺院による読経がなく、しまりなく感じるのであれば、故人が好きだった音楽を流したり、参列者から故人へのお声かけをしたりします。気持ちで送るすばらしい葬儀だと思います。

 

自由葬で音楽など

 

また、無宗教の場合お寺さんを呼ぶ意味自体がありません。批判しているのではなく、お寺さんを呼ぶということは、生前にその宗教を信じてきた証であり、当然その宗教の流儀に従って「故人を送る」ことだからです。

 

ご遺族様が「世間体」だけを気にされ、知らない宗派のお寺さんに読経をお願いしたとします。無宗教だった故人様はそれで幸せといえるでしょうか?


参列者による焼香


〇〇宗だからという意味ではなく、参列者が戸惑うことも予想されますので、焼香につきましては、必要でございましたら用意させていただきます。


出棺


出棺については、霊柩車がなくても参列者みなさまで、最後のお花を手向けたあとに一言最後のお声かけをしたりします。


司会進行役的な人


司会進行(宗教者なしの場合)については、お客様に一存します。ナレーションや生い立ちを語る場合もあります。もちろん別途料金で承ることも可能です。


何時~時間的な概念


時間的概念を持たせることは、上記したようなことを漠然とでもいいので決めることではないでしょうか。

およそ30分なら30分で火葬時間から逆算し、「いちおう何時から始めたいと思います」ということを伝えればよいと思います。

 

 

さくらでは、形式にとらわれない気持ちで送る「お葬式」を提案しています。

 

 

 

 

 

 

葬儀の基本プラン

 

さくらでは、シンプルなお葬式「火葬・直葬プラン145,000円」と、家族で手作りお葬式「棺販売プラン45,000円」をご用意いしております。

 

もちろんオプションで必要なモノを追加できますが、豪華にしたから「良い葬儀」とは言えません。

 

ご遺族様が選択された組み合わせこそが、「良い葬儀」であると確信しているからです。

 

葬儀社サイドから「これがいい」と勧められるものではないと考えているからです。

 

詳しくは当社料金表をご参考ください。

https://sakura-kazokusou.com/plan.html

 

 

 

 

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